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山本みどり

「MY ALL」

· 女子プレイヤー

プロテニス選手が目標として、シングルスで世界を目指すのは正に王道。でもその細く険しい一本道だけに全てを賭さず、ダブルスという別の階段で世界を目指すのもありではないだろうか。

またそんな選手が、音楽活動や芸能人としてのタレントを両立させるというのは、魅力的に映るのです。

今回はこんなプロ生活を送りプロ4年目を迎える、山本みどり選手をピックアップします。

山本みどり選手

(アムテック 所属)

ただし問題が・・・彼女のコテコテの関西弁は、この記事にうまく表現できているかわかりませんが・・そこはご容赦を!

Tennis Tribe.JP(TT):「初めまして。お会いすると、写真より大人っぽい印象ですね。」

山本みどり(山本):「あ、ホンマですか?前は逆に子供っぽいって言われてたんですけど、最近は色気が出てきたって言われるようになってきたんですよ❤️」

TT:「音楽や芸能活動の話もたっぷりお聞きしたいところですが、今日は主にテニスの話をお伺いします(笑)10歳からテニスを始めたとのことですね。」

山本:「小3から父親に、有無を言わせずテニススクールに放り込まれてスタートしました。他にもピアノや勉強も両立してました。強制的に始めたので、その頃テニスはあまり好きでもなくて、ほとんど記憶に残ってないです。」

(キティちゃんのジャージを着て初めての試合)

TT:「お父さんから手ほどきを受けたわけじゃなかった。」

山本:「はい、最初からスクールに入りました。父自身はテニスの選手を目指したみたいですが、その希望を私と妹のひかりに託したんじゃないかと思います。」

(妹の山本ひかりさんはプロプレイヤーでしたが、今は後進の育成に当たってらっしゃる。)

TT:「どんな小学生時代を過ごしていましたか?」

山本:「とにかく学校で友達と会っておしゃべりするのが好きで、テニスも友達とのおしゃべりが目的でやってたようなもので(笑)そんな頃からアイドルに興味を持ってて、『あ〜アイドルになりたいな〜』なんて考えていました(笑)」

(アイドルにも興味を持っていた幼い頃)

TT:「色々と両立させていこうという今のライフスタイルがすでに見えてますね。」

山本:「それでも高学年になるとテニスに集中するようになりました。運動測定するとどの種目もクラスで一番で、マラソン大会も男女入れて試走したら2番になったり、府の運動大会で賞をもらったりしたので、スポーツは自分に向いているって分かったんです。芸能の方は親に反対されて、怖くて歯向かえなくてその時は諦めました(汗)アイドルは今でも好きで、特にAKBは公演やコンサートにも行ったり!」

TT:「CDを山ほど買い込んだり?」

山本:「あはは、それはないです。その辺、大阪人はケチですからね〜(笑)」

TT:「中学生から園田(園田学園中学)に行ったのもご両親の方針ですか?」

山本:「いえ、私自身が選びました。どっち道テニスはすることになるだろうし、園田に入ればテニスで口出しはしてこなくなるだろうし、親から少し離れられるって思ったから。朝6時すぎには家を出ないとならないので、大変でしたけど(笑)」

TT:「中学時代には、全日本ジュニアU14でダブルス優勝、全中やRSKでのシングルスベスト4、高校に上がってからも全国選抜室内ジュニアシングルス準優勝やインターハイでダブルス優勝など、輝かしい戦績です。何が一番印象に残っていますか?」

(高校時代、日中韓交流競技会の日本代表チームに選抜)

山本:「全中の団体で園田が3連覇した時に、テレビ番組でV6と学校でテニスをする企画があって、テレビ出演しちゃいました。森田剛くんと三宅くんとイノッチとテニスしたんですよ」

(本人注:ちなみに森田剛くんが大好きなんです。)

TT:「やっぱりそっちかい!(笑)」

(高校時代は全国高校選抜の団体戦で優勝)

TT:「大学は園田(園田学園女子大学)かと思いきや、関学(関西学院大学)に進学されました。」

山本:「私、大学は絶対共学に行きたかったんです!合コンライフでバラ色の大学生活を送ろうって決めてましたから!(笑)」

TT:「関東の大学は考えはなかったですか?共学いっぱいありますよ?」

山本:「考えたことありますけど、多くはキャンパスとコートが離れてるやないですか。それだとキャンパスライフを楽しめないんやないかって考えました。それに高1の終わりから関学から来ないかって声をかけてくれていたので。」

(バリバリ遊び、バリバリテニスもした大学時代 その1)

TT:「その大学生活はバラ色でした??」

山本:「ほんまにバリバリ遊びましたし、テニスもしっかりやりました。めっちゃ勉強もして3年の春で卒業単位数を取り終えました。やりたいことがいっぱいありすぎて、ほんま時間が足りひんって思ってました。」

(バリバリ遊び、バリバリテニスもした大学時代 その2)

TT:「大学では全日本学生室内を1年生でダブルス優勝、3年生でシングルスを優勝と、これまた輝かしい。合コンライフやってたとは思えませんね(笑)」

山本:「練習はめっちゃキツかったです。キツ過ぎて、自分が倒れへんかなって期待したりしましたけど、意外と身体って丈夫なんやって思いながらやってました。」

(大学1年で全日本学生室内ダブルスを優勝)

TT:「ここまでの話から、正直言うと、プロになる様子が見えて来ないですよね。」

山本:「高校卒業の時に父からプロ転向の説得があったんですが、自分で『私はインターハイで3冠(単・複・団体)取らんとプロには行かへん!』って言ってたんです。もともとその頃にプロになる気はなかったので、難しい目標にしたんですけどね。次は大学の卒業後で、親はやっぱりプロになることを期待していましたけど、私は3年生の頃には銀行員になろうかって思ってたんです。そんな時に同じゼミのサッカー部の人が卒業後はJリーグに行くって話で、そういうのもありなんかなと、考えるきっかけになりました。親はずっとプロと言い続けているし、一度はやってみてもいいかって思い始めたんです。そこで、インカレかインドア(全日本学生室内)でシングルスを優勝したらプロを真剣に考えようってことにしました。そうしたら、その年のインドアで優勝したんです!」

TT:「結局、運命ってことですね。」

(全日本学生室内シングルス制覇、運命はプロへと導く)

TT:「さて、大学を卒業してプロになった2014年からの話を伺います。今年で4年目になりますが、しばらくはシングルスも出場していましたよね。」

山本:「はい、プロになった以上シングルスでグランドスラムを目指そうとチャレンジをし続けましたし、最初の1年半くらいは少し行けるかなって思ってました。でも予選を上がっても1−2回戦でシード選手に当たって負け続けて、また予選から。やってもやっても勝てず、どんなにやったら勝てるんや、これじゃグランドスラムに届きそうもないって思い始めたら、テニスに嫌気が差して、もうテニスを辞めたいって100万回くらい思ってて。でもテニスをホントに嫌いにはなりたくなかったんです。」

(シングルスでグランドスラムを目指すが、100万回辞めたいとも。)

TT:「どうやって切り替えられました?」

山本:「テニスを続けようか辞めようかと悩んで少しテニスから離れる時間を作ったんです。少し頭を冷やしたのが良かったんか、冷静に視野を広く考えられるようになってきたのがこの頃です。周りでOLやってる友達も契約取れたとかダメだったとか、通勤が大変だとか、仕事がキツイとか。みんなそれぞれあるんやなって思った時に、自分にとってテニスは生きていくための一つの術やでって考えるようになってきました。」

TT:「つまりテニスが人生の全てじゃないと。」

山本:「それまでプロでテニスをするのはグランドスラムに出るためで、そこに向けて勝って結果を追うことが全てやったんですけど、決してそれを諦めるという意味じゃないですけど、テニスは生活するための仕事の一つとして考えるようになりました。そう思うと気持ちが楽になりましたし、どの道を選んでもしんどい部分はある。勝つことばかりに囚われずに「成長に囚われていこう!」って考えに至ることが出来ました。」

TT:「ダブルスを中心にし始めたのも、ちょうどその頃になりますね。」

山本:「そうですね。シングルスは色んな意味で疲れましたけど(笑) ダブルスは楽しくそこそこ勝てていたので、嫌いになって辞めてしまうくらいなら、ダブルスに専念してはどうかって考えました。そう迷っている時の台湾でのシングルスで、熱中症でリタイヤをしてから吹っ切れて、次からダブルスに専念しようと決めました。」

TT:「色々と両立させるライフスタイル、今はどうですか?」

山本:「テニスは、いかに時間を掛けるのではなくて、いかに賢くやるかを優先して、課題に絞って練習するようにしています。練習は1日に2時間程度で、それ以外の時間はDJやったり自由な時間を過ごしてます。」

(テニス、モデル、DJ、そして家事も)

TT:「DJの話は伺わないとなりませんね。何がきっかけで?」

山本:「18歳の時に大失恋してヘコんでたら、友だちがクラブに誘ってくれて、そこでEDM(Electronic Dance Music)に出会いました。すぐに、『これや!』ってなって、5年くらいずっとクラブに通ってました。そうしたらDJに興味が湧いて来て、去年の1月からテニスの大会の合間にDJスクールで習ってました!それからDJ用の機材を買い込んだり、大会の待機時間に曲のミックスを考えたりして。まだ趣味のレベルですけど、この前クラブで出演したんですよ!」

(DJ MIDYの専用マシン!)

TT:「DJでの名前は何ですか?」

山本:「DJ MIDYです💓12月にも出演予定ですので、フライヤー(チラシ)できたらお配りしますね!」

TT:「今後のテニスの目標はいかがですか?」

山本:「10月の全日本選手権の結果が悔しすぎて!女子ダブルスかミックスで優勝目指します!だから今日から来年に向けて頑張ります!!あ、それと・・」

TT:「まだ何かやるの??」

山本:「これから遠征の暇な時に「メンタルケアカウンセラー」の資格取得を目指して勉強してます!最終的にはメンタルケア心理専門士の取得を目指してます!全日本選手権ダブルス優勝、メンタルケア心理専門士、DJ、両立は得意なので全部頑張ります!!!!!」

最後にサインと一言をいただきました。

TT:「直訳すると、『私のすべて』ってところでしょうか。」

山本:「意味はあえての秘密で!(笑 ) みどりのこと分かる人には分かります(笑)」

(TT:全国の山本みどりファンの方、教えてください!)

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写真提供:

北沢勇(@yasuragi)様

Jet田中様

山本みどり選手

ご協力ありがとうございました。

聞き手:

Tennis Tribe.JP 新免泰幸

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