どんな選手でも、大事なポイントでサーブを打つときは、緊張を感じることがあります。
でも、適切なイメージングを行うことで、その緊張をポジティブなエネルギーに変えることができるんです。
サーブを打つ前のイメージングで重要なのは、「サーブが入る感覚」を鮮明に思い描くことです。単にボールがコートに入るところを想像するだけでなく、
・サーブを打つときの滑らかな動作の感覚
・ラケットとボールが接触する時の感触
・打球音
・打ったボールの軌道
を一連の流れとしてイメージしましょう。
サーブが入るときの感覚がうまくイメージできないと、思い通りのサーブが打てず、リターンで打ち込まれたり、フォルトしてしまいます。
例えば、「サーブを打つときの動作の感覚」が、調子がいい時は滑らかでも、調子が悪いときは、動作が窮屈に感じたりギクシャクしたように感じる場合、トスが乱れていたり、身体に余計な力が入っているかもしれません。
練習の時から「サーブが入る感覚」に注意を向けることで、試合中にサーブが入らなくなった時にどの感覚がイメージと違うのかすぐに気づいて、修正することができます。
サーブは単なる始まりではなく、ポイントを組み立てる重要な第一歩です。効果的なイメージングを通じて、あなたのサーブを大きな武器に変えていきましょう。
11月24日のオンコートメンタルトレーニングのテーマは「サービスへの入り方」です。
・ポイント間をどう使えば安定したサーブが打てるのか
・大事な場面で自信を持ってサーブを打てるのか
などについてデモンストレーションを交えながら分かりやすく説明し、実践形式で学んでいただきます。
自分のルーティンを見直したいと思ったあなたは、ぜひ参加してください。
イベントに参加できなかった方、オンラインでの指導や個別にオンコートでのテニスメンタルセッションもアレンジ可能です。ご要望の方はこちらからご相談ください。